2018年07月27日

LCT製 PKP マシンガン レビュー

 ついに二年半くらい待って待ちくたびれたPKPを入手しました。いや、長かった……。夜勤明けで記事を書いてます。ちなみに重い、長い、高いと揃ってます。梱包材も含めて12㎏ありましたね。感動と睡魔で途中で寝てしまいましたが。
LCT製 PKP マシンガン レビュー
 付属品
・PKP本体(LCTPKP090 021)
・PKP用マガジン
・取説
・LCT社 パンフレット
・製品性能証明書
・PKP図柄プレート
・クリーニングロッド(バイポッド収納)
LCT製 PKP マシンガン レビュー
 さて、まずは本体の外観はもう、鉄の塊です。そしてちょっと油臭い感じ。例えるなら電動工具とかに似ています。雰囲気はPKPを良く再現されており、個人としていうことはない完成度ですが、ガチガチ過ぎて運用するには慣らしが必要な感じです。
LCT製 PKP マシンガン レビュー
 重量は信じられないくらいに重いです。エアソフトガンとは思えない重量。A&K製のPKM(最大重量は9.4㎏)をサバゲーで運用していますが、それよりも重い。まず、本体だけで8.6㎏あり、さらに弾倉(マガジン)が1.6㎏あるので、合わせて10.2㎏もあるので。それに加えて二脚(バイポッド)が前方に移設されたのでフロントヘヴィがさらにパワーアップ、腕が痺れるほどにサディスティックです。体感でかなり重く、運用できそうだけど、好きじゃなきゃ運用しないレベルの重量です。

 長さはPKMよりも、ハイダーがバードゲイジタイプになり、短くなりました。それでも、長いのでガンケースを選びますし、サバゲーで使用するエアソフトガンとしては長いので注意が必要です。100㎝クラスのエアソフトガンに慣れてないと運用に苦労するかと。
LCT製 PKP マシンガン レビュー
 剛性について、プラスチック製のエアソフトガンとは比較にならない硬さ。わかる人にはわかるE&L製のAKと一緒くらいです。A&K製のPKMよりも少し上な感じです。鈍器になる……やばたにえん。

 ここまで、ハラショー(素晴らしい)評価ですが、エアソフトガンの設計としては、イマイチです。マガジンの見た目は良くできているのですが、マガジンの底にネジの頭が少し出ており、設計に不備があるように思えます。マガジン内部の設計もイマイチですし、トリガー連動型のA&K製、PKMの設計が優れているように思えます。剛性は問題ありません。本体用のバッテリーと別にマガジン用のバッテリーも必要で不便に思えます。後々にスプリングタイプのマガジンも発売されると嬉しいですね。

 その他に樹脂成形の部品が良くも悪くも、本物クオリティです。素手だとバリやパーティングラインが残っており、手が痛い。もちろん金属部品はエッジが残っているので手が痛い。使用するか、バリ取りや磨いて馴染ませる必要があります。

 PKPのここがハラショー。
・肉厚なスチール製ヘヴィバレル
・ヘヴィバレルから見えるヒートシンク
・スレンダーなバイポッド
・バイポッドに収納されたクリーニングロッド
・レシーバーにある窪みの再現。
・オフセットサイドマウント
・改良されたストックの再現(現行型ではない)。
・鈍器になるほどの剛性。
・痺れる重量。

 ラガクこと私はシリコンスプレーで磨いて、お外で天日干しして早速、振り回して馴染ませております。

 箱出しの性能に関しては試射で500発ほど撃ちましたが、東京マルイ製のスタンダード電動ガンとそう変わらない飛距離(40前後)と射撃精度です。0.2gバイオBB弾で計測。ノンホップアップで92前後、適性ホップアップで89前後です。最大にホップアップをかけると、弾づまりや弾ポロが発生するので注意。

 PKPのここが残念。
・化粧箱から取り出しにくい。
・エアソフトガンの設計としてはイマイチ。
・弾倉(マガジン)の内外の造りが、イマイチ。


 A&K製のPKMとの比較は次の記事で上げたいと思います。ではでは、ありがとうございます。

 ちなみに床に置いていたPKPに足の裏をぶつけてしまい、エッジが効いているせいで足の裏を怪我(流血)しました。皆さんも気をつけて下さいね。エアソフトガンで撃たれるよりも痛いダメージです。




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この記事へのコメント
自分はラプター製のPKPブルパップは買い逃しました。ベースはA&K製と聞いてますのでエアソフトガンの設計は優れていますね。PKPブルパップはマガジンの給弾性能が気になります。マガジンか斜めにセットされているかつ、給弾ルートが長くなっているので心配ですね。

アレンジも仕方ないところはありますが、人によっては好きなポイントだったりするのでメーカーには頑張ってほしいところもありますね。LCT製のPKPは雰囲気は良いですが、サバゲーで使用するには設計がイマイチではあります。ですが、PKマシンガンの派生がほぼ出揃ったことは喜ばしいことでしょう。
Posted by ラガクラガク at 2018年07月28日 09:33
悩んだんですが、LCTのPKPよりラプターのPKPブルパップ を選択してしまいました。
マガジンはトリガー連動でバッテリーはマガジン内収納とA&Kと同じです。
まだ試射はしていないので性能は不明ですが、アレンジされている箇所があるのでどちらも一長一短ですね。
Posted by くろねこくろねこ at 2018年07月28日 04:13
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