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Posted by ミリタリーブログ at

2019年07月19日

PKPを使ってきたマシンガンナーとして

 おおよそ一年前に親友に全く教えてないのに、推しのサーヴァントを当てられたラガクです。ちなみに親友たちとFGOの聖杯戦争に参戦させられると、誰にも聖杯を手にできないように奮戦する、アーチャー使いのラガクです。『わかることがある。聖杯は人が手にしていいものではない』


 かれこれPKPを一年ほど運用してきたので再レビュー。『PKMを使ってきたマシンガンナーとして』は記事として人気があります。

 LCT製のPKPのハラショー(素晴らしい)ポイントと運用評価。

・スチール製ヘヴィバレル

 対物(アンチマテリアル)ライフルに匹敵する堅牢な銃身(バレル)です。二脚(バイポッド)を使用した射撃から依託射撃まで色々と行いましたが、バレルの変形はありません。

・ヘヴィバレルから見えるヒートシンク

 手入れがなかなか大変であるが、PKPの特徴だから仕方ない。チラリズムです。

・スレンダーなバイポッド

 それなりに格納と展開をしてきたが、変形などもなく、実用に耐えることが可能なバイポッド。基部も頑丈で不安に感じることはないですね。

・バイポッドに収納されたクリーニングロッド
 そのままだとカチャカチャと音がなるので気になる方は取り外すか、工夫をする必要があります。

・キャリングハンドル

 堅牢であり運搬と携行する際にも活用できるが、取り扱いを誤ると骨折の他、指の炎症を引き起こす。手の厚みによってはしっかりと握り込むことができない。

・レシーバーにある窪みの再現など。

 A&K製とラプター製よりも優れる再現もあれば劣る再現もあるが、エアソフトガンということを考えればハラショーです。
 
・オフセットサイドマウント

 サイドマウントを取り付けることにより夜間照準器の他、光学照準器なども取り付けることが可能になります。可動式サイドマウントでありながら、堅牢に取り付けが可能。サイドマウントによってはイモネジを使い微調整もできる。
 突撃銃(アサルトライフル)や短機関銃(サブマシンガン)のように取り付ければ使いやすくなるというものでもないのでフィールドやプレイスタイルによって運用方法を考える必要がある。
 
・窪みと改良されたストックの再現

 現行型のPKPと形状は微妙に違うものの、軽量化と機関銃(マシンガン)としての使いやすさも備え、頑丈で使用に不安はない。

・鈍器になるほどの剛性。

 極めて堅牢であるが、取り扱いには注意が必要。誤って落とす、遮蔽物に強く接触すると怪我や破損を発生させます。

・痺れる重量。

 ヘヴィバレルと前方に移設されたバイポッドにより、重量バランスが前方にあるので立射においては射手の負担が大きい。適切な取り扱いを行わないと腰痛の他、手から腕にかけて痺れや脚のダメージを引き起こす。本体重量が8.7㎏+1.4㎏+BB弾などで10㎏前後。やばたにえん。

・弾薬箱(マガジン)

 弾薬箱ことマガジンはSVD(ドラグノフ)シリーズにも使用される7.62×54R弾薬が100発がベルトリンクと一緒に収納されるPKPに取り付け可能な弾薬箱。電動ガンでは6㎜BB弾が5000発入るマガジンであり、連射速度を毎分600発(毎秒10発)として5分間もの連続射撃が可能。ちなみに電動ガンのバッテリーは連続使用すると約5分なので5000発ものBB弾を全て撃ちきるとバッテリーも交換する必要があります。電動ゼンマイ式であり、ボタン一つでBB弾を巻き上げるのでバイポッドと併用すれば隙は少ない。しかし、BB弾を入れるほど重くなります。

 メンテナンスはシリコンスプレーやウエスなどを使って、汚れは落として傷は残し、使って馴染ませるです。E&L製と同様にLCT製も黒染めなので、使っていると雰囲気が変化してきていい感じになります。余談ながら『サバゲっぱなし・著者:坂崎ふれでぃ』氏でも似たポリシーを感じました。

 入手してからメカボはそのままノーマルで8.4vニッ水バッテリーで使用し、バレルクリーニングなどのメンテナンスのみで25000発ほど射撃していますが、破損や性能に気になることは発生していません。LCT製などのエアソフトガンにある安全装置(セーフティ)の動きが渋いなども使用していると馴染んで操作への支障も無くなりました。

 射撃性能は東京マルイ製のスタンダード電動ガンとそう変わらない飛距離(40m前後)と射撃精度もそれほど変わらず。初速については0.2gバイオBB弾で計測。ノンホップアップで92前後、適性ホップアップで88前後です。(使用するBB弾の精度と気温などでも変化するので注意)

 PKMからPKPに主力武器が変わりましたが、運用方法は引き継いでいるので私もそれほど、前と変わりなくサバゲーでもナイスプレーができています。しかし、ヒットされてからの退場が大変。無制限復活ありだと、10㎏オーバーのリレーを強いられます。倒れそうになる。やばたにえんです。  


Posted by ラガク at 19:05Comments(10)エアソフトガン

2019年07月19日

アニメ制作会社「京都アニメーション」の事件で伝えたいこと

 ネガティブなことは取り扱わないことにしているのですが、この事件に関しては思うことがあるので書きたいと思います。

 私は「お金で変えることができることはお金でなんとかすればいい」と一つの考え方としてありますが、人というのはお金でなんとかできるものではありません。お金でなんとかできないものに過去があります。過去は変えられないのです。失った人は戻ってこないし、やってしまったことは変えられない。

 人というのは強くありたいと思うことはできても強さとは何かを見つけられる人は少ない。小さな思いも集まって強くなる。人それぞれに思いがある。人は思いを受け継いでもらうことで失ったことを認めることができる。

 人は進み続けなければ変われない。優しさは人それぞれにある。他の人を認めることは優しさの一つ。優しさがあれば人は前に進むことができる。

 たまに過去を思いだし、振り返るのも一つ。受け継いだことを大切にして進まなくてはならない。



 ※この記事へのコメント返しは、控えさて頂きます。  


Posted by ラガク at 06:00Comments(0)

2019年07月12日

お気に入りの電動ガン 紹介

久しぶりに記事を書きます。

 草刈りシーズンに加えて駐車スペースを広くするために庭を整地しているラガクです。裏庭がジャングルのようになっており、ノコギリクワガタたちが樹液の争奪戦を繰り広げている激戦区。

 たまにはラガクこと、私のお気に入りのエアソフトガンを紹介しようかなと。プロフィールを見たことがある方は、ご存知の使用する電動ガン(プライマリ)が書いてあります。

・LCT製 PKPマシンガン(メイン)

 主力武器であるPKPペチェネグことミドルクラスマシンガン。記事としても1000アクセスを越える人気者であり、エアソフトガンとしてもヘヴィ級です。ハラショー(素晴らしい)ポイントとして……重い! スタンダードなエアソフトガンを凌駕する重量。マガジンの重量も1㎏+BB弾を入れただけ増えるので、好きではなく、愛がないと使えないレベルで重い!! 本当に好きじゃないと扱えないし、サバゲーに持っていくのも大変。

 そして長い! 扱えるレベルだけど、短くはない。長さとしてはSVDシリーズやRPKシリーズと同様なので取り回しには慣れが必要。1メートルクラスのエアソフトガンの扱いに慣れているならば取り回しは難しくはないが、弾薬箱(マガジン)が横にも大きいので、マシンガンタイプのマガジンに慣れていないと苦労します。

 ここまで読んで頂いてそれでもカッコいいとかハラショーすぎると思う方でも、PKPは他人にオススメとかできない。手にして扱うことができる者が、選ばれし者だ。そんなエアソフトガンです。

 選ばれし者になりたい人はLCT製のPKPを入手してサバゲーやコスプレで使いまくればPKPのハラショーが見えてくる。


・E&L製×AD製 AKS-105カービン(サイド)

 主力武器でもあるが、特殊任務に使用されるアサルトカービンのAKS-105プラム仕様。記事としても人気があるが、特殊任務に備えてオプションが変更されるので記事と見た目が違うことが多い。

 ロシア軍では存在しないと思われる仕様のAKシリーズ。それはAK105が登場したのは2000年以降であり、それまでにAKS-74シリーズからAK-74Mシリーズになり、AK-100シリーズとなってそこからAK-105の派生だからなのですが、詳しい人はわかります。少なくとも、ロシア軍では見ない仕様のAK105なのです。

 エアソフトガンとしても面倒な仕様で再現するものでもないかな。好きな部分を残しつつ、好きな部分を増やしながら、長らく使用しているエアソフトガンであり、カスタムを体現したエアソフトガンでしょう。軽くはないが、頑丈で取り回しに優れる。


・A&K製 PKMマシンガン(モスボール)

 主力武器から予備武器(モスボール)になったPKMことミドルクラスマシンガン。本体の記事よりも、PKM用のオプション部品が人気なZENIT(ゼニート)コマーシャルモデル。エアソフトガンのマシンガンとしては異例の数のオプションが登場した人気者です。

 LCT製のPKPが登場するまで主力武器であり、マシンガンとしてもオススメできるエアソフトガンです。重量もPKPよりも軽く、取り扱いにも優れています。そしてオプションも豊富にあり、カスタムもできますね。しかし、手にして扱うことができる者が、選ばれし者だ。そんなエアソフトガンなのは変わりません。

 初心者の時は好きなエアソフトガンを使って喜び、中級者の時は優れたエアソフトガンとは悩み、上級者の時は好きなエアソフトガンを好きでいることが大事だと思いますね。私なりの一つの答えでしょう。  


Posted by ラガク at 19:55Comments(0)エアソフトガン

2019年03月18日

SR-UNION製 SR-BUP-47 SRブルパップ47 レビュー

 サバゲーにおけるブルパップタイプのメリットは重量バランスが後方に移動することで取り回しが改善されることと、銃把(グリップ)から銃口(マズル)まで距離を短くしながら、安定して構えることができることでしょう。デメリットは操作性にクセがあることが多いことでしょうか。

 メリットデメリットはともかくとして、ブルパップというのは、好きな人は好きというメジャーから少しズレたエアソフトガンですね。ラガクこと私は好きです。アンビ(左右両利き)に対応していないと操作と取り扱いでストレスを感じるけど。

 CYMA製のAK47をブルパップタイプであるSR-UNION(SRユニオン)製のSR-BUP-47(SRブルパップ47)にコンバージョンしました。コンバージョンキットの組み換えも記事にしようかと考えましたが、付属している分解図をそれなりに理解できないと難しいことに加え、AK47タイプの電動ガンの分解を理解していないと組み換えは難しいと思います。

 ザックリと説明しますとまず、AK47タイプの電動ガンをフロントから分解し、銃床(ストック)とグリップを取り外し、ストックから出ている配線の取り回しをなんとかする必要があります。これはちょっと難易度が高い。私はそれをなんとかしたら、8.4Vのニッ水バッテリーが入らなかったので、バッテリーが入るように加工したりもしましたね。思ったよりも苦戦しましたが、組み換えにはやる気が必要でしょう。

 それとAK47タイプに近いAKMタイプやAK74タイプなどがありますが、リベットなどがコンバージョンキットと干渉するのでコンバージョンはできません。AKS47タイプもストックの固定方法が違うため難しいと思われます。東京マルイの次世代電動ガンのAK47もバッテリーの収納方法に問題があるのでオススメはしません。もちろん、やる気があればコンバージョンすることもできるでしょう。

 コンバージョンキットでもSRユニオン製は3Dプリンターによる積層設計なので独自の触り心地があります。ツルツルと線が折り重なった畳のような感じです。この積層設計は見る方向と光源によって色合いが変化するので画像と現物は違って見えたりしますね。

 気になる強度についてはサバゲーでの使用も問題はありませんが、熱による性質変化を起こすので注意が必要です。付属している注意によると55度以上では性質変化し、溶解するから注意しろとのこと。つまり、日本の環境における炎天下の直射日光や、夏の車内に放置すると変形する恐れがありますね。それと14㎜逆ネジに変換するマズルアタッチメントが付属していますが、あまりに重量があるハイダーやサプレッサーは破損する不安が残ります。

 操作性はAKタイプと同様ですが、ブルパップタイプになり、弾倉(マガジン)交換にコツが必要になっています。ちなみにAK47用スチールマガジンはグリップに接触するように交換しますが、AK74用マガジンでは、マガジンの角度が浅いため、意識することなくマガジン交換できます。マガジンハウジング付近に7.62×39㎜と刻印されていますが、気にしてはいけない! 気になるけど!!

 SRユニオンから、M4用のコンバージョンキットも発売するみたいなので、SRブルパップ47用のバレルエクステンションとか、さらに改良できる部品も欲しいところですね。特にフロント周りをAK47の面影を残してほしいと思いますし、アングルタイプグリップの固定ではなくレイルシステムとかに換装できるものがいいです。それとレシーバーカバーが取り外しにくいので改良してほしいところ。もっというならAK74タイプをブルパップタイプにコンバージョンしたかった……。

 AKタイプのブルパップタイプがほしい人やAK47タイプがあるけど使ってない人はコンバージョンしてみるのも面白いと思います。この未来のAKの感じはフィールドでも目立つこと間違いなし!  


Posted by ラガク at 19:55Comments(0)エアソフトガン

2019年03月13日

CYMA製 AK47 CM.028-A レビュー

 AK47タイプの電動ガンを探してリサイクルショップを巡るも、次世代電動ガンしか無く、新品で入手したCYMA(シーマ)製のAK47。シーマ製のCM.028-Aになります。再現されているのはAK47の3型(後期生産型)の現代改修されたものであり、木製であった部分は樹脂に改められたものにオプションレイルを取り付けたAK47のタクティカルバージョン。

 付属品
・CM.028-A(AK47)本体
・AK47用マガジン(ゼンマイ式)
・取説(CM.028-A・CM.028-B兼用)
・製品保証書(UFCアンケート)
・BB弾(テスト用200発)
・フロントサイト調整器具
・スリング
・クリーニングロッド

 電動ガンの本体の塗装は新品ということもあり、キレイです。E&L製とLCT製とは違う良さがありますね。新品の家電やらPC機器を入手した時の気分。化粧箱はブランドよりも、製品の解説や取り扱いが写真と英語で表記されており、初めてでも分かりやすいと思います。

 重量については2.8㎏であり、軽くバランスは本体の中心にあるので扱いやすく、長さも870㎜はカービンクラスで取り回しにも優れます。しかし、インドアでの取り扱いはこれでも長いと感じる人が多いかもしれません。

 樹脂の成形についてはパーティングラインやゲート跡などがありますが、気になるほどはありません。金属部品については銃口(マズル)、銃身(アウターバレル)、前方照準器(フロントサイト)、後方照準器(リアサイト)など。そしてプレス成形されたトップカバーなんですが、プレス成形が甘く、コンバージョンキットのSR-UNION(SRユニオン)製のSR-BUP-47(SRブルパップ47)に組み換えるのに少し支障が出ました。

 それとAK47用スチール製マガジン(ゼンマイ式)はAK47タイプにはそのまま使用可能と思われますが、E&L製のAK74タイプには加工しないといけないようです。

 メカボックス(メカボ)については金属のver3タイプであり、これも東京マルイ製と互換があるものが使用されています。メカボの中身は性能に満足している感じなので開ける予定はありません。

 外装は東京マルイ製のAK47シリーズと互換があるのでコンバージョンキットのベースや、それに準じた組合わせなどもできると思いますが、未検証ですので機会があれば検証するかもしれません。

 取説は英語と中国語の2カ国です。日本語はありませんが、取説を読まない人も多いのでそこまでは問題にならないかと。ちなみに私は見て、読みますが、図解と絵で説明がついており理解しやすい。

 製品保証書(UFCアンケート)については割愛しますが、詳しくは製品保証書お読み下さい。BB弾はテスト用ですのでアウトドアのサバゲーでは使わないように。フロントサイト調整器具は名称の通り、フロントサイトを調整する器具でホップ調整を最適にしてから調整します。気になる人は調整して下さい。

 付属している負い紐(スリング)は検証する人が少ないので室内で3.0㎏のエアソフトガンで20分ほど使用してみましたが、10分もすれば肩こりになりますね。思ったより、使用に不便は感じませんし、実用に耐えますが、タクティカルなイメージではないかな。世紀末とかの装備では使えそうです。

 クリーニングロッドは大切な整備道具なので大切にして下さい。サバゲーやBB弾を多く発射するとバレル内が汚れてきますからね。

 CYMA製のAK47は10000円前後と低価格であり、入手しやすいのがオススメであり、性能に関しても初心者や交戦距離が近い、フィールドでは十分に性能を発揮できるでしょう。しかし、高性能を求めるサバゲーマーには物足りないと感じる人が多く、箱出しでは満足はできないと思われます。

 操作性も良くも悪くもAKタイプであり、好みが別れますし、重量と取り回しもサブマシンガンなどに比べると見劣りしますが、スタンダード電動ガンとしての基本性能とスタンダードM4タイプよりも優れた剛性を持ち、メカボver3タイプの基礎も学べるので無駄にはならないでしょう。  


Posted by ラガク at 19:55Comments(0)エアソフトガン

2019年03月11日

AK-12(2016)を考察してみた

 花粉症が凄まじい猛威を奮い、サバゲー強化月間を休止することになったロシアさんこと、ラガクです。

 LCT社からLCK12(AK12)が発売される予定ですね。欲しいかも知れないけど、考えてみるとメインウェポンはPKPマシンガンあるし、サブウェポンであるAK105カービンを変更することも考えましたが、AK12と比較してAK105カービンはそんなに不満もない。

 私なりにAK12と所有するAK105カービンを考察して見ましょう。まず、マズルから比較していきます。


・マズルハイダー
 AK12に装備されたマズルハイダーはAK74タイプのマズルブレーキを改良したものと思われますが、RFDHEATSHTURM(レッドヒートシュツルム)ハイダーと似ていることから、フルオート射撃のコントロールを容易にする効果があると思われます。ちなみにレッドヒートシュツルムハイダーはAK74タイプのハイダーと違い、右上方向の跳ね上がりを抑制だけではなく、左右上方向の跳ね上がり抑制を想定しているものなので、左射撃も考えられたものかもしれませんね。

 AK105カービンにはレッドヒートシュツルムハイダーを付けているので同率になりました。


・バレル
 これはフル(ノーマル)サイズにするか、カービンサイズにするかという好みの問題もありますが、サバゲーで使うならカービンのがいいでしょう。本当はどっちも好きだけど……。どっちのガスポートもカッコいいから悩みますよね。

 これも好みがあるので同率です。


・ハンドガード
 AK12ではフリーフロートが取り入れられたので、ハンドガードから伝わるバレルの負担が無くなり、命中精度が向上するそうな。エアソフトガンでも有効だと思いますが、エアソフトガンの有効射程(40m前後)を想定すると、それほど差はないでしょう。しかし、AK12のハンドガードはハラショー(素晴らしい)です! レイルシステムを装備しながら、AKMから引き継いでいる絶妙な握り心地を残したことが、嬉しいポイントですね。

 これはAK12の優れたポイントですが、ZENITタイプのハンドガードを装備しているAK105カービンと交換するほどでもないかな。


・レシーバー
 リアサイトの移動に加え、ハンドガードとレシーバーカバーの固定方法が変更、サイドマウントベースからレイルシステムに変更と人差し指で切り替えを可能にするセレクターなど、現代から近代にかけて操作性のセオリーを取り入れつつ、旧AKシリーズから操作性も残しているので転換も容易でしょう。これは親しみやすく、馴染みやすいということなので大きなメリットでしょう。

 より優れた操作性とレイルシステムを標準で搭載しているなどメリットが大きいですが、AK105カービンを交換するほどではないかな。


・グリップ
 それほど書くことがあるわけではないですが、グローブをした手でも握り心地が良さそうです。これは好みもあるので……。グリップだけの別売もあるのでなんとかなるでしょう。

 SAWグリップもガッチリと握れて安定するのでオススメですが、太いので好みが別れますからね。


・ストック
 AK12で搭載されたストックは説明は省きますが、いわゆるM4タイプストックです。これは賛否両論があると思いますが、ある意味でAKらしいとも思います。ユニバーサルデザインを取り入れることは重要であり、アップデートにも容易に対応できるでしょうから。既に使用されているM4用ストックを活用できるのはメリットでしょう。

 私が一番悩んだポイントです。M4タイプストック取り入れつつ、折り畳みも搭載しているなど現代から近代にかけてのスタンダードを備えていますから。しかも、AK12用のノーマルストックはストックに付いていると便利な機能はほぼ搭載されているのでハラショーですね。少し気になるのは堅牢なのかだけ……。


 これだけでも交換する理由になるくらい悩んだポイントですが、堅牢なストックはとても大事なポイントです! エアソフトガンを後から頑丈にするのは難しいし、初めから頑丈なエアソフトガンのがいいので。頑丈であれば長く使えますし、それだけ扱いやすくなります。


 色々と書きましたが、AK12はハラショーです。カッコいいと思ったら入手しましょう。私はAK105カービンが使用不能になったら入手しようかなと思ってます……AK12カッコいいけど。欲しいけど、その前に私はマシンガンのほうが好きですし、PKPは重いし、長いし、高いし、PKMから引き継いでマシンガンナーをしているので、自分自身のキャラクターを大事にします。  


Posted by ラガク at 19:55Comments(0)エアソフトガン

2019年03月06日

サバゲー スタイル ロシア装備について 2019

 三重県の鈴鹿にあるエアソフトフィールド・プレデターではロシアさんとか、呼ばれているラガクです。ここ最近はサバゲー強化月間として、ほぼ毎週サバゲーに全力で取り組んでいたりします。

 実は最近サバゲーで聞かれることが多い、ロシア装備について考察を交えて解説をしていきます。

 予算について、ロシア装備はコストから見ると低価格なレプリカも少ないため、レプリカ装備と比べると高い。しかし、コストパフォーマンスは優れています。雰囲気やカッコいい装備は揃えるには実物メーカーをオススメしますし、やはり実物メーカーの製品はロシア製にしかない、雰囲気があるので。

 私のコストパフォーマンスとは実物メーカー製品であれ、レプリカ製品であっても、「その製品を好きになれるか、気にいるか、愛せるか」だと考えています。これはどこの国だとか、どこのメーカー、レプリカ製品であれど同じだと思います。「好きで気にいる愛せる装備」は末永く使えますからね。余談ながら、私のヘルメットもそろそろサバゲー参加から考えて1000円くらいになりました!

 まずは現代ロシア軍系のコスプレ考察しながらザックリと解説。ラガクこと私はロシア装備を身に付けていますが、時代は現代のオリジナルです。それには理由なんて面倒だから……。もありますが、理由は全て揃えるのは予算と時間、気に入るとは限らないから。

 二次大戦は私はドイツ軍の方が好きなので割愛します。それは二次大戦のコスプレを再現してる人たちに聞いて下さい。専門ではありませんし、二次大戦は中学時代に卒業しました。

 ソ連軍の装備も割愛します。いわゆるアフガン装備ですが、これも再現している方たちに聞いて下さい。このころソ連軍は当時のアメリカ軍よりも戦術と兵器、運用、構想ともに優れていたと思います。

 そんな現代から近代のロシア軍について、私のコスプレを考察しながら紹介。

・ヘルメット

 まず、私の使用しているヘルメットはTIGヘルメットというバイザー付きヘルメットであり、本物であれば9㎜拳銃弾などを防護できるチタン製フルフェイスヘルメット。これを再現したヘルメットをバイザーを外して使用しています。後継のフルフェイスヘルメットはモバイルゲームのPUBGのほか、R6S(レインボーシックスシージ)のタチャンカなどで有名です。私はPS3メトロリダックスで好きになりました。ちなみにメトロシリーズではレッドライン(共産主義同盟)の装甲兵などが装備しています。

 ロシア軍といえばこのヘルメットなどをイメージする方も多いでしょう。このタイプの後継ヘルメットは、ロシア軍でも近年はポイントマンやシールド
を使用する突入部隊が使用するヘルメットであり、インパクトがあります。

 そして夏用に入手した6B47ヘルメット。こちらはロシア連邦軍が近年使用しているヘルメットです。シンプルな完成されたヘルメットの改良型であり、使いやすいヘルメット。使用しているのはレプリカの6B47ヘルメットでフルフェイスヘルメットよりも軽く、涼しくて、ヘルメットカバーでイメチェンができる優れもの。なお、ヘルメットが好きになれない方や、ヘルメットを被るのが嫌いな人はオススメしません。

 しかし、ヘルメットは軍装備でも優先度の高い装備品でありますし、憧れる特殊部隊もヘルメットには各種のセンサー、モジュール、ビーコンなど支援デバイスを搭載できる重要装備です。サバゲーでは雰囲気のアイテムですが、後頭部にネームを付けると覚えてもらえるかも……。


・ゴーグルとシューティンググラス

 これはサバゲーをするならBB弾から眼を守ることができるものに限ります。ロシア軍の正式採用されているゴーグルはB-50というゴーグルもありますし、私が使用しているゴーグルはオスプレイ社製のトラックゴーグルです。これはクリミアに展開していた礼儀正しい人たちといわれる、ロシア系の兵士が使用していたことで有名になったゴーグル。もちろん、BB弾から眼を守ることができます。

 シューティンググラスはロシア軍では正式採用されているモデルはなく、各人が気に入ったものを使用していると思われます。一応、ロシア国内で入手しやすいロシア製のほか、ESS社製、ボレー社製などがあります。私はゼロビジョン製のシューティンググラスを使用していますが、私の知る限りでは使用しているロシア兵は見たことがありません。使いやすいものを使って下さいね。シューティンググラスは消耗品ですし、正式採用されても、敵が視認できなくなったら交換するものですし、正式採用されても在庫が無ければ入手できません。だから、自費購入して私物を使うものです。


・BDU(バトルドレスユニフォーム)戦闘服

 軍装備にとってユニフォームというのは無くてはならない装備品であり、敵と友軍の識別から、所属と階級を表すことに加え、迷彩効果を発揮することで生存率を高めることが求められています。近年はさらに機能性の向上が求められており、サバゲーでもコンバットシャツを使用する方も多いですね。ロシア軍のユニフォームである有名なゴルカはロシア装備の雰囲気を再現できる装備品であり、ツートンの生地にフードのついた戦闘服はロシア装備としてもインパクトがあるでしょう。

 近年はアメリカ軍と同様にBDUタイプとさらにタクティカルなコンバットシャツに移行しており、ロシア連邦軍では正式採用されている迷彩のデジタルフローラが有名です。この迷彩は現代ロシア軍から近代ロシア軍まで使用される迷彩であり、ロシア軍といえばこの迷彩を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

 このほかにも使用している戦闘服と迷彩は種類がありますが、ここでまとめるのは大変なので割愛させて頂きます。サバゲーで人気と普及率が高いマルチカム迷彩も使用していることがありますが、この迷彩をメインでロシア軍を再現するのはどちらかといえば玄人向けであり、雰囲気を再現するのは難しいと思います。

 ちなみに迷彩は地域(フィールド)の植生(カラー)にあったものを使用するべきでありますが、識別するために、変更できないこともありますし、地域にマッチした迷彩が準備できないこともあります。

 ちなみにラガクこと私の設定は「日本国に展開しているロシア系のマシンガンナー」なので、希に陸上自衛隊が採用している迷彩を使用することも。


・防護装備(アーマー)
 現代から近代のロシア軍は戦闘装備と防護装備の統合が進められており、アメリカ軍と同様にプレートキャリアも使用されていますが、伝統であるアーマーとチェストリグやタクティカルベストの併用が多いです。これはアーマーが必要ない地域や偵察などで使い分けることができるだけでなく、任務に合わせて柔軟な対応がしやすいなどメリットも多いため。もしくは面倒だからでしょう。アーマーはサバゲーにおいてはBB弾に当たると即戦闘不能になり、退場しなくてはならないので、アーマーはデメリットが多いのでラガクこと、私は使用していません。ロシア系のアーマーを装備した方が雰囲気は再現できますが、サバゲーではプレイスタイルと体力とのバランスを考えてからのがいいでしょう。

・戦闘装備(ハーネスとタクティカルベスト)

 ロシア軍のハーネスといえばSMERSH(スメルシ)です。とてもロシア系の雰囲気とイメージのバランスがある装備であり、バリエーションもAK用、RPK用、SVD用、PKM用などがあります。そして不思議な色合いを持っておりオススメですね。デメリットは組み方がわからない場合があるかも……?

 タクティカルベストに関してはTehinkom(テヒンコム)製の6sh116、6sh117が有名であり、デジタルフローラ迷彩を使用した装備を多数製造している。他にもロシア系メーカーが製造している装備で代用したり、デジタルフローラ迷彩を使用した装備を使うのも、雰囲気がイメージできるのでいいと思います。


・グローブ

 ロシア軍に正式採用されたものもありますが、これも消耗品であり、穴が開いたら交換したり、しなかったりとマチマチ。まさに「好きで気にいる愛せる装備」ですね。気に入ったグローブがオススメですが、装備の色合いと合わせてみたり、用途に合わせたものがいいでしょう。私は夏用と冬用で使い分けたりしています。


・ニーパッド

 ロシア軍に正式採用されているものが一つだけですが、使うも使わないも自由。どちらかといえば人気のない装備であり、好きな人は自費で購入したものを使うことが多いです。私は「膝を負傷してしまってな……」嘘ではないけど、サバゲーで活用することが多いから、日本国で入手したニーパッドを使用している。


・コンバットブーツ

 どこの軍でもコンバットブーツは基本装備であるため、コンバットブーツを履いているかでイメージがかなり変化します。コンバットブーツであればロシア軍正式採用でなくても、イメージは崩れにくいのでレプリカ製品でもいいと思います。シューズ系はロシア軍装備でも特殊部隊など一部に限られています。


 とても長くなりましたが、大事なのは「好きで気にいる愛せる装備」を上手く、ロシア系っぽく見せるかの雰囲気です。見た人からのイメージです。近道はロシア系の迷彩を使用したり、ロシア系のメーカー装備を使用したり、ゲームやイラストなどを参考に組み合わせること。見る人がアメリカ軍ではなく、ロシア軍だな。と、わかればバッチリですし、ロシアっぽいと感じれば大丈夫! 知れば知るほど、全て揃えるのは予算と時間、気に入るとは限らないから!  


Posted by ラガク at 19:55Comments(0)装備

2019年02月27日

お尻につける座布団 ブットパッド レビュー

 お尻につけるザブトンことブットパッドのレビューです。実は私、お尻が尖っていましてクッションが少ない椅子に長く座るとお尻が痛くなるんです。しかも、最近サバゲーで積極的に体育座り撃ちをするし、雪やら雨が降って地面がグチャグチャなんですよね。お尻まで汚れますし。そんなこと考えながら2年たち……。

 ちなみにブットパッドがあることは知っていましたが、取り扱いをしているショップも無く、サバゲーを始めた当初は名前も詳しくなく、頓挫していました。そんなある日「ロシアの梅」というネットショップで取り扱いがあったのでどちらかを入手するつもりが、悩んでレビューも兼ねて両方とも入手することに。



SSO製 ブットパッド 座布団

 ロシア製のメーカーの老舗、SSO製のブットパッドです。このブットパッドはSSO製のSMERSH(スメルシ)との併用されることが見られる古い形状であり、GearCraft(ギアクラフト)製のブットマットと比べてファステックスなど材質がスメルシと同様の信頼がおける材質です。形状が古いため、戦闘における補助というよりは、まさにお尻に装備する座布団。ベルトの左右がゴムになっており、座る時にお尻にずらして使用し、移動する時はお尻より持ち上げる形になります。ずり落ちてくることはありませんが、ギアクラフト製と比べると少し物足りない使用感になります。

 色についてはODカラーですが、ロットによる違いがあるので注意が必要です。入手したものはRGカラーに近い色合いでした。

 それとイマイチ使い方が思い浮かばない切れ込みがあります。パッドを追加するのかな?

GearCraft製 ブットマット 座布団

 ロシア製のメーカーでも、新興であるGearCraft(ギアクラフト)製のブットマットです。SSO製に比べて材質は、ファステックスなどは軽いものが使われ、生地とパッドは柔らかいものが使用されています。形状は良く考えられたもので、左右のストッパーを調整することで臀部(お尻)に密着させてばたつきを抑えるほか、ベルトとパッドの結合はゴム紐を使用しており、別の装備に合体させて使用できたりと柔軟な運用が可能です。

 色についてはMCカラーです。500Dくらいの触り心地。柔らかく、太ももとふくらはぎに挟み込まれてもストレスが少ない。ハラショー(素晴らしい)です。

 できればレプリカでも欲しいところですが、サバゲーではあまり使用されることはないのと、どちらかといえばマイナー装備ですね。ちなみに装備好きの人からはビーバーテイルともいうらしいです。なるほどビーバーの尻尾とも似ています。

 スメルシ装備への装着はSSO製はブットパックが汚れないようにと、腰から背中まで寝転がることがあるのでこの位置に。


 ギアクラフト製はお尻をカバーするようにパッドベルトに装着しています。これでスメルシを洗う手間が省けるはず。  


Posted by ラガク at 19:55Comments(0)装備

2018年07月28日

LCT製とA&K製 PKPとPKM マシンガン 比較と互換性

 全体はやはり、塗装の違いがあります。LCT製のPKP(以下PKP)はLCT製のAKシリーズと同様の黒染めで雰囲気が上がっています。A&K製のPKM(以下PKM)は黒塗装ですが、これも雰囲気は悪くない。使い込むと両方とも雰囲気は出てきますからラガクとしては両方ありです。

 フロントにマズルとバレル付近
・ハイダー
 再現しているマシンガンがPKPとPKMなので完全な比較ではないですが、まずはハイダーの違いがありますね。PKPはバードゲージハイダーであり、PKMはSVDドラグノフに近い、細長いハイダーです。ちなみに後期型(現行型)のPKMはラッパタイプのバードゲージハイダーになっています。

・バイポッド

 バイポッドは取り付け位置がPKPでは移設された他にバイポッドも少し違いあり、切りかきが追加されています。バイポッドを固定する金具の位置もPKMよりもPKPは上に移動し、金具も延長されてバレルを挟み込むようにバイポッドが固定されます。バイポッドがマズルに移設されたことによるメリットとしてバイポッドを使用した射撃において、跳ね上がりの抑制と左右照準の取り回し向上があげられます。それとPKMよりも潜伏しやすくなりましたね。依託射撃においてはなるべくバレルを出さずに隠れた方が優位を保てるので。

・バレル

 中間の辺りからPKPではヒートシンクの追加による持続射撃とヘヴィバレルによる制圧射撃の向上があげられます。PKMと比べておおよそ一回りは太くなり、エアソフトガンではアルミからスチールになって剛性はさらに向上していますが、バイポッド移設と相まってフロントヘヴィがさらに高まっています。

・キャリングハンドル

 PKMでは可動式のキャリングハンドルでしたが、PKPでは固定式のキャリングハンドルになって剛性が向上しています。スリングの取り付け位置も変更になり、取り回しも向上していますね。

・レシーバー

 PKPはレシーバーの強化に伴い、リベットが追加されています。エアソフトガンのPKPとPKMはリベットかヘックスネジの違いが大きな違いでしょう。そしてポイントであるPKPにあるバレルとレシーバーの中間にある窪みも再現されています。画像では分かりにくいですが、ベルトリンクガイド付近の構造もエアソフトガンのPKPとPKMでは違います。

・オフセットサイドマウントベース

 PKPはGRAUコード(装備番号)6P41Nタイプの再現であり、オフセットサイドマウントが装備されています。これにより、対空照準器や夜間照準器などを無加工で装備可能になっています。

・トップカバー

 PKMではあったトップカバーのロックボタン付近の補強がPKPでは無くなり、ベルトリンクカバーの付近も少し構造に変化があります。

・トリガー

 トリガーの角度も違いがあり、内部構造の違いかはわかりませんがセーフティがPKPでは硬いです。硬すぎるのでちょっとおかしいと思います。

・ストック

 エアソフトガンのPKMは木製ストックをプラスチックで再現しており、PKPではストックが木製から樹脂成型に変更になり、さらに窪みが追加されています。ストックは梨地で触り心地も悪くありません。またブラシケースはフロントサイト調整器具になっているのはPKPとPKMも同じ仕様ですが、ギザギザ有無とサイズの違いがあります。それとPKPのストックは現行型ではありません。

・ストックレスト
 ほぼ同様の仕様ですが、スプリングのテンション違いが少しありますね。個体差といえるかも知れません。

・マガジン(ベルトリンクボックス)


 本物はPKPとPKMで互換性があるようですが、エアソフトガンのPKPとPKMでは互換性はありません。PKPのマガジンはPKMに装着できますが、逆はできません。そもそも、電動給弾の方式が違うのでBB弾の給弾はできません。PKMはトリガー連動給弾ですが、PKPはマガジン下部にあるスイッチ給弾です。造りも違って裏面が一番の違い。


 次回は現在入手可能なA&K製とラプター製のPKM、PKP用にあるZENITスタイルのオプションが装着可能かを検証したいと思います。では、ありがとうございました。  


Posted by ラガク at 20:00Comments(4)エアソフトガン

2018年07月27日

LCT製 PKP マシンガン レビュー

 ついに二年半くらい待って待ちくたびれたPKPを入手しました。いや、長かった……。夜勤明けで記事を書いてます。ちなみに重い、長い、高いと揃ってます。梱包材も含めて12㎏ありましたね。感動と睡魔で途中で寝てしまいましたが。

 付属品
・PKP本体(LCTPKP090 021)
・PKP用マガジン
・取説
・LCT社 パンフレット
・製品性能証明書
・PKP図柄プレート
・クリーニングロッド(バイポッド収納)

 さて、まずは本体の外観はもう、鉄の塊です。そしてちょっと油臭い感じ。例えるなら電動工具とかに似ています。雰囲気はPKPを良く再現されており、個人としていうことはない完成度ですが、ガチガチ過ぎて運用するには慣らしが必要な感じです。

 重量は信じられないくらいに重いです。エアソフトガンとは思えない重量。A&K製のPKM(最大重量は9.4㎏)をサバゲーで運用していますが、それよりも重い。まず、本体だけで8.6㎏あり、さらに弾倉(マガジン)が1.6㎏あるので、合わせて10.2㎏もあるので。それに加えて二脚(バイポッド)が前方に移設されたのでフロントヘヴィがさらにパワーアップ、腕が痺れるほどにサディスティックです。体感でかなり重く、運用できそうだけど、好きじゃなきゃ運用しないレベルの重量です。

 長さはPKMよりも、ハイダーがバードゲイジタイプになり、短くなりました。それでも、長いのでガンケースを選びますし、サバゲーで使用するエアソフトガンとしては長いので注意が必要です。100㎝クラスのエアソフトガンに慣れてないと運用に苦労するかと。

 剛性について、プラスチック製のエアソフトガンとは比較にならない硬さ。わかる人にはわかるE&L製のAKと一緒くらいです。A&K製のPKMよりも少し上な感じです。鈍器になる……やばたにえん。

 ここまで、ハラショー(素晴らしい)評価ですが、エアソフトガンの設計としては、イマイチです。マガジンの見た目は良くできているのですが、マガジンの底にネジの頭が少し出ており、設計に不備があるように思えます。マガジン内部の設計もイマイチですし、トリガー連動型のA&K製、PKMの設計が優れているように思えます。剛性は問題ありません。本体用のバッテリーと別にマガジン用のバッテリーも必要で不便に思えます。後々にスプリングタイプのマガジンも発売されると嬉しいですね。

 その他に樹脂成形の部品が良くも悪くも、本物クオリティです。素手だとバリやパーティングラインが残っており、手が痛い。もちろん金属部品はエッジが残っているので手が痛い。使用するか、バリ取りや磨いて馴染ませる必要があります。

 PKPのここがハラショー。
・肉厚なスチール製ヘヴィバレル
・ヘヴィバレルから見えるヒートシンク
・スレンダーなバイポッド
・バイポッドに収納されたクリーニングロッド
・レシーバーにある窪みの再現。
・オフセットサイドマウント
・改良されたストックの再現(現行型ではない)。
・鈍器になるほどの剛性。
・痺れる重量。

 ラガクこと私はシリコンスプレーで磨いて、お外で天日干しして早速、振り回して馴染ませております。

 箱出しの性能に関しては試射で500発ほど撃ちましたが、東京マルイ製のスタンダード電動ガンとそう変わらない飛距離(40前後)と射撃精度です。0.2gバイオBB弾で計測。ノンホップアップで92前後、適性ホップアップで89前後です。最大にホップアップをかけると、弾づまりや弾ポロが発生するので注意。

 PKPのここが残念。
・化粧箱から取り出しにくい。
・エアソフトガンの設計としてはイマイチ。
・弾倉(マガジン)の内外の造りが、イマイチ。


 A&K製のPKMとの比較は次の記事で上げたいと思います。ではでは、ありがとうございます。

 ちなみに床に置いていたPKPに足の裏をぶつけてしまい、エッジが効いているせいで足の裏を怪我(流血)しました。皆さんも気をつけて下さいね。エアソフトガンで撃たれるよりも痛いダメージです。  


Posted by ラガク at 21:35Comments(2)エアソフトガン