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Posted by ミリタリーブログ at

2017年02月10日

ロシア製 ナイフ クロック

 私が愛用しているロシア製のナイフ、クロックを紹介! Kizlyar(キズリャル)社製のナイフです。

 キズリャル社とは2009年にロシアにできた新興ナイフブランドでロシア製としながらも、ロシアだけではなく、ドイツやオーストラリア、そして日本などのデザイナーやエンジニアで作られる特徴的なナイフを開発製造している。ロシア軍でも使用されているナイフであり、私も使用していますが、品質も良く、ハードな使用にも耐える堅牢さとデザインも優れた製品です。最新のテクノロジーと最高の材料で造り上げるナイフと謳っていることもあり、それに恥じない製品でしょう。

 私が入手したキズリャル社製のナイフはデルタモデル、Croc(クロック)サテン仕上げです。シースはデジタル迷彩。

 ブランドが光る化粧箱は高級感のある作りで驚きです。ナイフの全長は約28.5㎝、ブレードは約14.5㎝、厚み最大で約0.5㎝、ハンドルは約13.0㎝、シースは約33.0㎝、ナイフを収納しては約34.0㎝です。

 あまり比較にならないものとサイズ比較。シースはモール対応に加え、モールがない場合でも紐もを解いて様々な取り付けが可能。

 誇らしげに刻印されるメイドインロシア。そしてフルタングで堅牢。名称のCroc(クロック)とはクロコダイル(ワニ)のことを示し、ブレードの形に由来するものでしょう。

 ちなみに個人的に嬉しかったこととしてこのシースはアンビになっており、サウスポーの私でも違和感なく使用することができて安心です。シースから抜く時は脱落防止のボタンを取ってハンドルに4指をかけ、シースの滑り止めに親指を使って引き上げるように抜きます。しっかりとシースに収まっているので片手で抜くにはコツが必要ですが、不意に落ちることもないので安全かつ、紛失防止としても優秀。

 ハンドルはクレイトンでゴムのような材質なのですが、感触も良くグリップも効いて握りやすい。シースから出し入れすると少し削れていきますが、シースにはしっかりと収まってくれます。

 ちなみにデジタル迷彩ですが、残念ながらサーパットではなく、マーパットかAOR2のようなデジタル迷彩。それでもデジタル迷彩のシースとはハイカラではないでしょうか?

 ブレード材はD2スティールであり、硬く堅牢であり、刃こぼれしづらい鋼材です。錆びやすいとされていますが、山の大雪でも携帯し、使用したところ、少し錆びが浮いたくらいで適切なメンテナンスと水気を取り払えば問題なく使用できます。

 紙、布、ゴム、プラスチック、アルミ、スチール、ダンボール、木と様々なもの切りましたが、刃こぼれはせず、切れ味がすこぶる落ちることもなく、信頼できるナイフでした。たまに研いでやれば切れ味も良くなります。

 価格はそれなりですが、一生モノとしても悪くないナイフだと私は感じました。一応、日本でも取り扱いがあるので個人的にオススメできるナイフですね。  


Posted by ラガク at 23:00Comments(2)